髪揺れをAEで無理やりやったった

Anime Studio Pro 9.0をUS Amazonから$70で買ったった! 安すぎだがだいじょうぶかなぁ…
届いたらもはやAEで髪揺れはやらないだろうから、やってみたぞ。
1年前の私なら、こんな出来でも満足したと思うのな。


素材は以前Flashでの時に使ったイラレでつくったミクさんのシルエットの使い回し。
(ブログ内リンク:Flash CS 5.5で髪揺れにトライするよ☆その1/2Flash CS 5.5で髪揺れにトライするよ☆その2/2
髪束6本のうち、1本だけでトライです。

揺れ方はこんなのです↓

コンポは6秒、29.97fps。
サイズは1280×720で作成。
素材(ミクさんシルエット)をタイムラインに配置したら、動かしたい髪の毛レイヤーを選択して、パペットピンツールのアイコンからピンを打ちます。
20130228_6

ピンは打った順に1→2→3… とナンバリングされるけど、それぞれのピンは独立していて、ピンとピンをつなぐボーンのようなものは現れないです。
代わりに、レイヤーは多くの三角形に分割されます。これが三角形数で、数値を大きくすればより多くの三角形に分割される仕組み。

ここがFlashのIKと全然違うところですね。
私のイメージでは、Flashはベクターに強い、After Effectsはラスタに強い、なんだけど、それをよく表してる感じ。

とりあえず、ピンを打つ場合、全部のピンの位置プロパティを設定しないと、まともな動きにならないから、ピンは少なめにしてます。

0:00時点で、支点(髪束の根元)1つ+動く点3つの合計4つ。
20130228_2

次に時間インジケータを1:00に移動して、支点以外の3つのパペットピンの位置を設定
20130228_3

これで基本の動きはできたです。

3つのパペットピンの0:00と1:00の位置プロパティをドラッグして選択し、コピーします。
時間インジケータを3:00に移動して、ペーストします。
さらに、時間インジケータを5:00に移動して、ペーストします。
20130228_4

単純な往復だけど、普通髪束は1本だけってことはないから、できるだけ楽な設定でがいいな。
本当は、直線の往復じゃなくて、髪の長さに見合った曲線の往復にしないと不自然なんだけど、それが面倒なのだ。

ボーンが無いっていうのは、やっぱりやっかいなことなのです…(><)
実際は軌跡を見ながら、ちびちびと調整するしか、私の技術力が無いんで。
20130228_5

エクスプレッションでなんとかならないのかな、とも思いつつ、だったらFlashかAnime Studio Proでいいじゃんか。そもそもMMDとかCLIP STUDIO ACTIONなのでも。という結論になっちゃいます。

AEにIKの機能が加われば最強だけど、そんなことしたらFlashとの棲み分けもできないしね。そんなことは実現するのかな?

少しお話しずれたけど、パペットピンツールで変形するのは、モーションが大きいのとか、物理法則にしたがう動きは苦手なんじゃないかなあ。以前作ったロウソクの炎(ブログ内リンク:ロウソクの炎 その2)ってのは、変形の度合いが小さいし、ランダムな動きだったから、コントロールしやすかったし。

いろいろともやもやしてるけれど、今の私にできるのはこれが限界てことで、AEでの髪揺れは、海外のチュートリアル含めて、もう少し探してみないとと思ってるのです。


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