【五島】福江島を自転車で1周してみた 2/2

【五島】福江島を自転車で1周してみた 1/2の続き

この日は快晴!
海成分が多い景色なのでラッキー(^^)

現在地は島の南西部の大宝という場所。
ここから進路を北に取ります。
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グッバイ、玉之浦の海!!
(素晴らしい場所だったので、機会があれば記事にします)
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ここから高浜海水浴場までは、海岸線沿いを走ることが多く、ということは山中に分け入る坂道も少ないってことで、いかにも「島1周」を楽しめる道。
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透明度がね、もうすごいの。
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ただ、海沿いだけに、風は強いです。
自転車乗りあるあるに、「なぜかいつも向かい風」てのがあるんだけど、まさにそれ。
さらに、この日は横風もあったので、海側を走るのはちょっと怖かったかも。

それでも天気がいいと、気分がいいです。
麦畑も、こんなに色鮮やか。
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車は相変わらず少なくて、福江方面への分岐があるたびに、少ない交通量はさらに少なくなって。
わりと不憫な国道かも
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でも、ほとんどは2車線の走りやすい道。
トンネルもほとんど、広めの歩道があるのです。
唯一、車道を通るトンネルは、この丹奈トンネル。
出口の明かりが見えてるけど、長さは900mあるから、意外とたどり着かない。
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このトンネルを抜けてしばらく走ると、日本で最も美しいといわれる高浜海水浴場。
国道沿いなのでちょっと寄ってみましょう。
目印は、合併前の三井楽町カントリーサイン。
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駐車場には車が1台きり。
そんなオフシーズンの海岸線。
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ほんとにエメラルドグリーンだ!
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こんな海の色、沖縄だけだと思ってたから、不意打ちされてめっちゃ感動٩(๑>◡<๑)۶
これはたしかに、日本一も言い過ぎではないわあ。

海岸に注ぎ込む川のながれも、この透明度。
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そして、よくあるアングルから、撮ってみる。
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想像以上に素晴らしい場所だったので名残惜しいけど、お昼も近いし、先へ進みます。
ここからは時間の都合上、海岸線をトレースせずに、道の駅まで田園地帯を駆け抜けます。
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そして、少し賑やかな家並みになって、道の駅「遣唐使ふるさと館」に到着。
ここのレストランは満席でしかも行列。
休日や団体客が入ると、よくそうなるってのは調べ済みなので、かんころもちだけ買って先へ進みます。
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私が休憩中、ロードのライダーが疾風の如く通過。
2日間で、自転車乗りを見たのはそれが唯一。
まだ3月だからね、ちょっと早かったのかも。

ここから10kmほどは、国道は何本ものトンネルで山々をぶち抜いていきます。
新しい道なのか、トンネル内の歩道が広いので、そっちを走ります。
というか、道の駅以降交通量が格段に増えるので、ポールのある車道は走りたくないという。
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で、時々気まぐれで、トンネルを迂回する旧道?を走ったり。
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錆びたガードレールがいい味出してますよ。
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トンネル区間が終わると、お久しぶりのコンビニ発見(RIC岐宿店)!
もともとここで食料買い込むつもりだったので、道の駅は気にしてなかったのね。
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コンビニを後に、さらに走り続けます。
このまま国道を道なりに走れば、楽に福江に戻れるけど、車も多いし、海岸沿いの細道に遠回り。
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なんだか、すごい道になてきたぞ。
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深い林の樹々の間から、ちらちらと海の水面が見えていたけど、やがて完全に山中に。
車もすっかりいなくなってしまって、すごい孤独感。
あ、いい意味でですけど。
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真っ赤な戸岐大橋を渡ってしばらく下ると、堂崎天主堂への分岐。
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1kmぐらいの寄り道なので、全然近いですね。
ここは世界遺産申請中の「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」にリスト入りしている教会。
自転車記事なので触れないけれど、五島を走ってる間、とにかく教会が目に入るので、その度に訪ねています。

建物もそうなんだけど、ここは内部の資料群が良かった。
展示物と、その背景が丁寧に説明されていて、自分の知らない世界のことを少しだけ理解できた気がするのです。
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地元の人と何度か話したんだけど、世界遺産のことは期待が大きいみたい。
もちろん、外からのお客が増えるってのもあるんだけど、そもそも島のことが好きなので、多くの人に知ってもらいたいって気持ちのほうが大きいみたい。

教会を後にして、福江までノンストップで走ります。
すでに急なアップダウンもなく、体力を持て余し気味。
それでも、最後の坂道を登りきって、彼方に福江の街並みが見えた時は、とってもやりきった感!
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なんだか、もっと走っていたいけど…
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余裕をもって福江港にゴールです☆
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行程100km(玉之浦への寄り道含めて140km)を2日間、余裕をもったスケジュールだったということもあるけれど、とっても満喫できた福江島1週でした(˶′◡‵˶)

 


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