3D的なサウンドインジケータ

以前何度か記事にしたオーディオスペクトラムを使った、サウンドインジケータ(これとかこれ)は、いずれも平面状での表現でした。
そこで、ちょっと立体的なのを作ってみようと思います。


上手く表現できないんですけど、サウンドインジケータで四角とか三角を作って、それがぐるぐる回るみたいなやつ。この動画の2:56〜3:01の空中に浮かんでるのを作るのです。

いちいち再生メンドクセ、ボカロ苦手って人は、下手でごめんですが↓見てね >音出ます
あっ、でも音源UTAUだけど

作り方は、ベースとなるサウンドインジケータをオーディオスペクトラムと使用して一つ作り、それを3つコピーして合計4つとし、それぞれ決まった位置に配置する、というもの。
数値で位置を決めるので、数学がダメダメな私は苦手です。

上手く説明できるか分からないけど、やってみるかー
オーディオスペクトラムの使い方はこの記事を読んでもらうとして、
X方向の幅は400ピクセルにしておきます。デフォルトだと長過ぎるので。
20120716_2

なお、コンポジションは1280×720で作成しているので、幅400はX:640を中心にして、X:440〜840とします。
アンカーポイントがX:640, Y:360にあるので、そこで対称にしないと、あとで回転とかする時変になるからです。

ベースのオーディオスペクトラムの設定ができたら、3Dにして、それから3つ複製します。
複製後、各レーヤーごとにオーディオスペクトラムの色設定を変えておくと、作業しやすいです。
20120716_3

なお、各レイヤーの色を、オーディオスペクトラムでの設定色と同じにしておくと、混乱しません。
20120716_4

さて、これから複製した3つのレイヤーの配置に取りかかるのですが、通常のコンポジションパネルの映像では真っ平らで編集するには不向きです。
そこで、ビュー(見え方)のレイアウトを変更します。
下図のように、とりあえず2画面にして、お好みのビューを、通常のビューと比べながら探します。
20120716_5

作業しやすいビューを決めたら、画面をその1画面にして(2画面だと作業しにくくなければ、それでもいいですが)、早速作業開始です。
幅400ピクセルの線状のものを4つ使って正方形を作るということですが、文字で説明するととても私には無理なので図説にします。

まずは、黄色のオーディオスペクトラムから移動します。
現在地からZ方向(奥行き)に400ピクセル移動します。
20120716_6

これで完了としても良いのですが、なんか変ですね。
説明しにくいのですが、感覚的にしっくり来ない。
20120716_7

そこで、Y回転を+180します。
20120716_8

これで黄色パートは完了です。

次はオレンジパートです。
内容は、
①Z方向へ +200
②X方向へ -200
③Y回転 +90°
20120716_9

最後はピンクパートです。
内容は、
①Z方向へ +200
②X方向へ +200
③Y回転 -90°
20120716_10

けっこう簡単でしょ?

うそです、私は手こずりました。
数学的感覚が… XとYだけならともかく、Zまで入ると頭爆発しそうです。
3D的なのは苦手意識強いなぁ…

これで形はできたのですが、カメラーワークをして完成ですね。
でもカメラも3D系なので苦手です。

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