エクスプレッション 〜loopOutで繰り返しアニメーション〜

とっても簡単なアニメーションで、エクスプレッション使う必要あるの?
って思ってましたが、先に進むための基礎知識が学べるのです。


作りたいのは、「ゆっくり」が2秒ごとに2地点を繰り返し往復するアニメーション。
↓こういうの↓
20120704_0

ゆっくりの1秒ごとの位置(x and Y)はこうなります。(コンポサイズ:1280×720)
0;00 X:200 and Y:200
1;00 X:1000 and Y:200
2;00 X:200 and Y:200
3;00 X:1000 and Y:200
4;00 X:200 and Y:200
…以下繰り返し

これまでなら、まず「0;00, 1;00, 2;00」に、以下のようにキーフレームを打ちます。
20120704_1

それから、1;00と2;00のキーフレームをコピーして、3;00, 5;00, 7;00… 起点にペーストする。
で、キーフレーム祭りじゃーヽ(´∀`)ノ
20120704_2

でも、これは欠点がありますね。
例えば、移動する距離を変えたいとき、奇数秒(3;00, 5;00, 7;00…)のキーフレームを全部変えないといけない。めんどくせぇ… (つД`)

この理由だけでもエクスプレッションを使う意味はあります。
今さらですが、その方法は…

まず、以下の通り1往復分(2秒分)のキーフレームを打ちます。
0;00 X:200 and Y:200
1;00 X:1000 and Y:200
2;00 X:200 and Y:200

それから、「ゆっくり」の「位置プロパティ」のストップウォッチマークを、Alt+クリック。
すると、「エクスプレッションテキストフィールド」が現れるので、以下の設定をします。

loopOut(“cycle”,0)

■最初の文字は小文字の「エル」
■4番目の文字は大文字の「オー」

そして、エクスプレッションテキストフィールド以外のどこかをクリックします(WinならテンキーのEnterキーでも良かったかも)。
位置プロパティの数値が赤に変わって、エクスプレッションが適用されました。
20120704_3

これでできあがりなのですが、ゆっくりさんはこんなふうに動きます。

と、これだけの話なのですが、ここでいくつか疑問が出てきました。
具体的には
loopOut(“cycle”,0)
の、
loopOutはLoopoutじゃダメなの?
cycleってなにさ。
ダブルクォーテション(”)を使う意味は?
最後の「0」(ゼロ)が意味することは?

これらのことは分からなくても先に進めるけど、知りたいというのが性格なものでして。
少しずつお勉強していこうと思うのです。


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