ほぼエロゲー的CG講座の通りにイラスト描いてみる〜下準備2〜の続きなのです。
まず、ここで「塗り」とは、「下塗り+影+ハイライト+色トレス」の一連の作業を含みます。
昔わたしは、「下塗り」のことだけを「塗り」だと思ってたのだけど、よく考えるとそれ以降の作業も「塗り」の一環ですよね。
そして、下塗り。
講座では範囲選択(自動選択)を使用していたので、わたしもそうします。
今回はグラデとかで塗らないのでバケツツールでもいいんだけど、個人的には自動選択でベターっと塗るのが気持ちいいのな。
塗りに関しては1レイヤー1色のルールを守って、15レイヤー作りました。
線画を紙に印刷して、色ごとに番号を与えて…
↓こんなかんじ↓
面倒ですけどね。急がば回れってやつです。
肌の色は、まじめに考え始めると、????
どうするべ?
この、同人誌やイラストを短時間で美しく彩る配色アイデア100(←amazonへリンク)を昔買ってたので、それを見つつ、ネット上の色見本を探しつつ、なんかいつもの色に落ち着いたー
RGB:254,241,231であります。
他のパーツは適当ですね。ほんとは髪やスカートはグラデーションなんだけど、それやってると時間がかかって、塗り本来の練習の邪魔になりそうだから、省略。
あと、目は最後です。画竜点睛っていうぐらい大事な部分なのだから。
ここで、線画をしっかり描いてるか描いてないかで、効率がけっこう違ってきますね。
線画がいい加減だったり、きちんと閉じてないところがあると、自動選択をするとき、不都合な選択になったり、バケツツールで一面塗られてしまったり。
といっても、CLIP STUDIO PAINTの自動選択はなかなか優秀です。わたしの線画でもおおむね思い通りに範囲指定されました。
この後仮影付けですが、光源の位置を決めておきます。
困ったら左上にすればいいって。
他のサイトでも、左上っていうアドバイスは多いし、モデルを美しく見せる定石みたい。
このまえH&Mでレジに並んで、ぼーっとレジの上のビヨンセさん眺めてて納得。
( ^ω^)! フォトショ職人乙!
って思っちゃうのは、デジ絵に手を染めている人間の性だなw
じつは、H&Mがフォトショで加工しようとして、ビヨンセさんめっちゃ怒ったって事件があったらしいんだけど。ほんとにやろうとしたんだw
それはそれとして、ラピスさんの絵にも光源を描いておきましょう。
こんなのわざわざ描く必要ないじゃん!
って思うでしょう? わたしもそう思ってた。
でも、予想に反して、これがあると影が作りやすかったです。
ということで、次は仮影(ほんとの影をつけるためのアウトライン)作りです☆
つづき:ほぼエロゲー的CG講座の通りにイラスト描いてみる 〜仮影を塗る〜