原作とアニメ、どちらにも良いところがあるんだけど、アニメで秀逸なのが、鎌倉の風景描写なのです。よく再現されてます。
あらゆるものが黴びるとか、観光客多すぎとか、住むには大変な面もあるけど、いいなって風景がそこらここらに見つけられるのがこの街のよいところ。
そんな鎌倉(と逗子・横須賀・藤沢)に舞台探訪に出かけてきました。
何度かに分けて訪ねてるので、記事もちょっとずつ書きます。
都内では桜が満開になっている土曜日。
より暖かな鎌倉ならもちろん満開だろうと意気込んで、江ノ電の極楽寺駅に降り立ちました。
地元住人情報では、水曜で長谷(極楽寺の隣の駅)は3分咲き。これは期待できるぞ。
ところが駅前の桜はぜんぜん咲いとらん (´Д`゜)
0.5分咲きくらいかな。
1. 極楽寺駅の看板 〜1話〜
アニメ版の番宣で登場した駅看板。
まさか、あの番宣から、こんな内容なんて想像しないですよね〜
あの番宣↓
きっと第1話で泣いたと思うよ。騙されたー!詐欺番宣だー!って。
でも、最後まで見たら騙されてよかったって、また泣いたかも。
エリフェンリートを見た者は2度泣く… なんかの映画のセリフで似たようなのがあったな。
2. 極楽寺駅、ユカがコウタを迎えに来る 〜1話〜
左側の木はコモ巻?なのか、幹にむしろが巻かれていて、元気がなさそう。
でも、よく見ると花は少し開いてました。
でも、満開になっても、それほどモリモリのボリュームにはならないかなあ。
駅前の電話ボックス無くなってますね。これは当たり前かも。
追加されたものは多いです。まずPasmoのタッチする機械。それからスロープ、カールおじさんのベンチ。
丸いポストが変わらず鎮座してるのは可愛らしいね。
3. 極楽寺駅、駅左手の水路 〜1話〜
指が映り込んでしまった。iPhoneだとしょっちゅうやってしまうな。
水門がそっくりですね〜 サビ具合まで。
他の聖地巡礼サイトでも指摘がありましたけど、歩道が若干広がってるようです。あと、ガードレールがオサレな柵に変わってますね。
4. 極楽寺駅東のトンネル 〜1話〜
駅を背にして、左方向に歩くこと30秒、江ノ電をまたぐ橋から、このトンネルを見下ろせます。
実写を見ると分かりますが、ここの桜は7分咲き。日当りの違いなのか、そもそも桜の種類が違うのか、こんな近くなのに、とても不思議です。
そして、この橋を渡ってすぐのところに、ナナがマユにディクロニウスの秘密をぺらぺらしゃべった挙句に実演までした地蔵堂があります。
5. 地蔵堂 〜8話〜
あ、右側の看板かぶったw
実は、このシーンのキャプチャ画像を用意してなかったので、うろ覚えで撮影したら残念な結果に。
まじめに聖地巡礼する人は、準備万端ほんとにぬかりないです。私はそこまでできないのでほんとに尊敬してしまいます。
ところで、地蔵堂の外にも、写真では左端にお地蔵様がいらっしゃいます。
アニメではナナに両断される可哀想なお地蔵様(>ω<、)…
ナナは8話でも地蔵を蹴っ飛ばしてたし、なんか恨みでもあるのか!? ないんだろうけど。
私は、ナナ地蔵を蹴飛ばす→マユ呆れてびっくりする、のシーンは好きだが。
6. 成就院から由比ケ浜と材木座の眺め 〜1話〜
ユカとコウタが再会して最初に訪れた場所。
この後、この場所はストーリーの重要なポイントごとにたびたび登場します。
原作だと、なぜかユカがせんべいを食べ続けていたけど、情緒がないと判断されたのか、アニメ版ではせんべいはカット。あのせんべいは参道を下りたところの力餅屋で買ったものなのかな?
弓型の湾の、手前が由比ケ浜、滑川を挟んで奥が材木座、鎌倉らしい風景の一つです。
エルフェンリート関係なくお勧めの場所ですね。
紫陽花で有名な成就院の門前からこの風景は撮れます。
この日は、天気晴朗なれど波高し。
波乗りする人にとってはいいコンディションじゃないかな。
皮肉なことに、ここの桜も8分咲き。
極楽寺の駅前桜だけが咲いてないんですよね。
参道を長谷方面へ下りると墓地があります(墓参以外は立ち入り禁止)。
この墓地でルーシーとナナが戦ったり、ナナとマユが友達になったりと、エルフェン的には聖地なのです。
ということで、ちょっとだけ舞台探訪☆極楽寺&成就院でした!
今回訪れた場所の地図はこちら↓
ところで、舞台探訪(聖地巡礼)で写真を撮る際、モデルと同じ構図で撮るのって難しいですね。
私は画質にこだわらないのでiPhoneで撮ってますが、その際「はるかめら」というアプリを使ってます。
実はiOS5以降未対応なので、変な挙動もするけれど、他に選択肢も無いので…
このアプリでは、キャプチャ画像や別撮りした写真を、半透明レイヤーとして重ねることができるのです。
レイヤーの透明度は0〜100、拡大縮小や移動もできて、撮影後の保存前にiPhoneを縦にすれば、上下に実写とモデルを並べてくれるという便利機能もあります。
たとえば、6の撮影時には、アニメからのキャプチャ画像を透明度60%で重ねて構図を確認。
ぴったりな構図ってなかなか無いですね。
なので、だいたいこれぐらいかなってところで妥協します。
構図を追求しすぎると、崖から落ちたり、道路のど真ん中に立ったり、壁に埋もれたり、危険すぎることが多いのでw
このあとは、北鎌倉に移動だよ。