全身描く際には頭身を意識しないといけないし、顔だけ描く場合でも、目や口など、描くパーツの位置を考えないといけないです。あるべきものが、適切な大きさで、適切な位置に無ければ、妙な絵になってしまう…
この補助をしてくれるのがグリッドの表示機能だけど、私はこれを使うとペンが止まるみたい。
グリッドてのは、格子状の線のこと。
これ、最初は便利だなーって思てて、常に表示した状態でアタリを作ったり、ラフを描いたりしてたけど、ある時気付いたのは、「グリッドの長さを計算ばかりしてる」てこと。
肩から肘までが100pxだから、肘から手首も100pxに…
手のひらは指先まで60px…
みたいなの。
やってられるかw
私の性格だとグリッドに支配されるようです。
頭の中が数字でいっぱいになって、手がフリーズ\(^o^)/
そもそも自由に描きたいのだ。
そんなこんなで、今の使い方は後から確認用に落ち着きました。
まず、真っ白なキャンバスにアタリやラフを作ります。
これは、1月に描いたものだな。冬の間はユフさんばかり描いてました。これは模写だけど、ちょっと面倒な部分はオリジナルにしたりしてます。
頭身は6頭身にするつもりで、おおまかに、
頭部:1
胸部:1
腰部:1
下半身:3
の比率にするつもりで描いてるのだが、
ちゃんと描けてるかな?
とグリッド表示すると、
うわーい ヽ(´ω`)ノ
全然だめじゃんか!
身体のラインも表示してみると、こんな比率になっとる。
膝下は奥に折り曲げられてるから、遠近法の影響もあって短めになるんだけど、それでも、この比率は失敗だわさ。
グリッドで後から確認やって気付いたけど、頭から下へ順番に描いていくと、必ずと言っていいほど比率が狂ってくるな。これは悪い癖。
ふと、今はどうだろうと思って描いてみた。頭→胸→腰→四肢の順に。
まずはグリッドなしでアタリ。
そしてグリッドをかぶせると…
昔よりましになってるけど、下半身失速は相変わらずなのな。