trapcode suite 12.1に同梱されているshineを使ってみました。
さすがにプラグイン、使い勝手もいいですね。
できることがAE標準エフェクト(その1/2の記事)と全く違います。
まずは、できたものがこれ。
使用した文字は前回と同じ。
プラグインのshine(trapcode suite 12.1に含まれる)を適用してるだけです。
私はセール中にtrapcode suite 12.1を5万円弱で買ったんだけど、普通は7〜8万円くらいするもの。
フラッシュバックのサイトとか見てると、このプラグインすごいよ!!これだけできるなら、その値段もちょっとがんばって出してみようか、と思ってしまうのだけれど、いざAE内で適用しようとすると、こんなふうに10個のプラグインが表示されるだけなんですよね。寂しい。
なんかすごい高い買い物した気分。
5万あったら、iPad4もiPhone5も買えるよね。
形あるもののほうにお買い得感を感じるのは貧乏性なのかなあ。
それはそれということで、shineのパラメータはこんな感じ。
直感でいじったほうが早いね。
AEをある程度触ってからプラグインに入ったほうがいいというのももっともなことです。
パラメーターがだいたい分かるしね。
すごいたくさんのパラメータがあるみたいだけど、基本的には緑の網かけだけ使いこなせばいいみたい。
↓これだけ↓
1. Pre-Process:事前設定
2. Ray Length:光の長さ
3. Shimmer:光のゆらめき
4. Boost Light:光の量
5. Colorize:光の色
6. Source Opacity:元データの不透明度
7. Shine Opacity:光の不透明度
8. Transfer Mode:描画
これだけ、ってことはないかww
一年前なら、私は確実に投げてたわ。
まだそんなに使ってないけれど、いくつかいじってみますよ。
(Shimmerだけ、ちゃんと調べたほうがよさそうなので、今日はスキップ。Ray Lengthもま、いいか)
ここで面白いのが、Maskの設定ができることですね。
光る範囲をコントロールできるってのがありがたいです。
これならわざわざマスクを別に作る必要ないですし。
上のキャプチャではまだ適用してないですけど、
Use Maskにチェックを入れると、こうなります。
Mask RadiusもMask Featherも0なので、光が消えてしまいました。
この2つのパラメータで範囲を調整します。
Mask Radiusは光源を中心に半径XXピクセルってことだろうけど、Mask Featherってなに?ぼんやりさせるってことかな?海外のチュートリアルもさらっと覗いたけどよく分かりません。
必要になったら調べなくちゃ。
さっきのつづきで、Mask Radiusを100にしてみます。
あ、光りましたね。
これが100での光る範囲ってことのようです。光の強さとかによって半径100以上光が広がることもあるのですが、それはそういう仕様ということみたい。
4. Boost Light:光の量
元のパラメータ(10)だと、この明るさ。
拡大・縮小と併せて、ホワイトアウト的な場面転換に使えるかな。
5. Colorize:光の色
いろいろ選べます、こんなふうに。
でも、よく考えたら、これってプリセットですね。
試しに、Heavenを選ぶと、
ほう、これが彼ら(誰?)のイメージする天国か…
いろいろ名前はついてるけど、日本人的には「?」なネーミングがあってですね。
いちいち突っ込みませんが。
6. Source Opacity:元データの不透明度
7. Shine Opacity:光の不透明度
これ、私的には一番気に入ってる機能。透明度を別々に設定できるんです。
光の強さをここで設定したほうがいい感じの時もあって。
まず、Source Opacity(元データの不透明度)を0にすると、元の文字は消えて、残像だけみたいになりました。
次に、Shine Opacity(光の不透明度)を0にすると、光が消えました。
両方0にするともちろん真っ黒。
8. Transfer Mode:描画
これもたくさん選択できて、こういう細かい調整ができるのが、プラグインのよさだなと実感できます。
Trapcode Suite 12.1は高額だけど、Shineだけなら1万円しなかったので、目的はっきりしてるなら買いですね。
あればよさそう、ぐらいなら標準エフェクト駆使したほうがいいかなあ。なんとなく買うには1万円はもったいないしな。
trapcode suite 12.1は、Red Giantだと、フラッシュバックジャパンより1万円ぐらい安いです。(ただし英語サイト)
フラッシュバックジャパンも、24時間だけとか、1週間だけとかで安くしてるので、アカデミック割引使えない人は、フォローしておけばいいかも。