道北・道東で避暑 Day 9 幕別→苫小牧

ダラダラ書いてたらもう11月だよー
でも、ようやくゴールしました。


ナウマン温泉の朝。とても爽やかな空ですが、夏と秋が混ざった感じ。
とても高く感じるけど、夏の力強さも残ってるような不思議な空。
今日は夜に苫小牧に着けばいいのでのんびりコースです。

広尾からえりも岬へ向かう国道からちょっと山へ入ると豊似湖という小さな池があります。
上空からみるとハート型をしてるそうで、白い恋人のCMにも使われたそうな。
テレビを持ってないのでどんなのか見たことないけど、画像検索だとたしかにハート型。
帰り道だし寄ってみましょう。
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分岐には「目黒生活館」という白看があるらしい

広尾からえりも岬へ向かう途中、目黒という集落で右折するのだが…
案の定行き過ぎちゃいました(・ω<)
Uターンして戻ってきて… また行き過ぎたorz

今度は慎重に「目黒生活館」の白看を右折します。
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タヌキの看板も案内中

ここから9.2 kmだそうです。最初の2 kmぐらいは舗装路。
そして残りはダートになります。湖の直前はなんちゃって舗装路ですが、苔むしてて、ひび割れてて、舗装の意味が無いような道です。離合できる場所はそこそこありますが、場所によっては300 mぐらいバックしなくちゃいけないかな。

でも、明るい光が樹々の葉群れの間から降り注ぐ下を走るのは気分いいですね。ライムグリーンのトンネルって感じで。どこかジブリ的世界なのです。森を抜けて、川を渡っていくと、異空間につながってくかのような。
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14トンww

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これはいいさび具合(*´ω`*)♪

半分ぐらい進んだところで、川の写真を撮ってる夫婦の方と会いました。
地元の方だそうで、時々写真を撮りにくるそうです。
豊似湖も白い恋人効果で訪れる人が増えたとのこと。
といってもアクセスが大変なだけに、相変わらず静かなところだそうだけど。
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ここで写真家さんに会いました

ちょっと森がうっそうとしてきて、暗くなってきました。
坂道も急になってきて、湖までもう少し。
あ、バイクが下りてきました。ここ走るのは気持ちいいだろうなあ。

豊似湖直下の駐車場に到着。といっても車が5台ほど止まれる広場ですが。
ここから階段を200 mほど上るそうです。
あ、標高じゃなくて距離ですよ。
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トイレもあります

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1周30分だそうです

いちおう熊鈴持っていきます。でもあんまりリンリン鳴らすと、ナキウサギが逃げてしまうかもしれない… そんなジレンマを抱えつつ、よいさよいさと階段を駆け上がります。
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階段を上りきると水面が見えてきて

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豊似湖に到着ー

いちおう手前が♡の下、奥が♡の上らしいですけど、そういわれればそうかなって感じ。
ハートというより馬蹄形ですね、この形は。

でも形はどうであれ、山中にぽっかり現れる湖は浮世離れした光景ですね。
そよ風が水面と周囲の樹々を揺らすだけで、静寂そのものです。
ナキウサギが鳴くのを聞くことができるというのもうなずけます。
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倒木に腰掛けて、ずーっと眺めてました。

いやあ、いい場所でした。
もう思い残すことはありません。今回の休暇では。
というわけで、あとは苫小牧に直行です。

海沿いのR336〜R235をたどればいいのですが、この日は様似のあたりから流れがよくありません。幌別から内陸の道道と広域農道をつないで迂回します。まあ、このルートはアップダウンやカーブが多くて、かえって時間がかかるのですが、気分転換ってことで。

やがて、日高道の入口の案内板が出てきて、日高門別ICから高速へ。私は北から右折で入ろうとしてるんだけど、南(R235)から左折で入る車の数が途切れません。入れないよ…
そしてその後も私が下りる沼ノ端東ICまでほとんど数珠つなぎ。無料ってのもあるけれど、この旅中、一番混雑した道路でした。

そして夕方、苫小牧に戻ってまいりました。
とりあえずイオンモールでご飯。
みよしののカレーにしよう。餃子入りじゃない普通ので。

カレーといえば、リトルスプーン好きだったのに、いつの間にか経営者が変わったり、いろいろあったりで、いまやどこで食べられるのか分からない状態。残念ですね…
でも、リトルcafeってとこで食べられると聞いたので、また札幌に来たら行ってみようかな。

フェリーの時間までまだあるので、お土産を物色。みんな大好き柳月で、小分けの三方六を購入。これは鉄板。私の周りだとどこでも大人気なのです。
あとは、同じモール内のパン屋とかスーパーで、自宅用の食料とか、電球とか、日用品を購入。
うーむ、もう日常モードに戻ってきました。イオンモールなんて、うちの近所であろうと苫小牧であろうと同じですから。でも、冬用のストーブが展示されているのを見ると、ああ、やっぱり北海道にいるのだ、と思うのでした。
と、ここまでで夏のひと旅の記録を終えます。
薄い内容でごめんなさい。
旅の日記って難しいのだなと発見でした。


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