Niveを入れてみた

いままでむかしむかしのiBookをBootcampして、わずかな領域にWinを入れてたのですが、さすがに不便ということで、生まれて初めてWin専用パソコンを導入しました。
そして、せっかくならということでNiveをインストールしました。(Macは非対応)


ニコ厨のみなさんやMAD職人ならご存知かもしれないNive。
Nico Visual Effectsの略で、すごくなげやりにいえば、無料で使えるAEってことです。
詳しいことは2525に各種動画が上がってるので、そっちを見るのが一番です。

ニコニコ大百科から引用すると、このソフトの位置づけは、
フリーソフトでモーショングラフィックスというものに触れてもらい、AEへの踏み台となるような
ということらしい。

今回ダウンロードしたのは、Nive2(version 2)。
ネット住人の間では操作が複雑という声を良く聞きますが、さてどうだろう?
インターフェースはこんな感じ↓
20120801_1

おおっ! これはなんてAfter Effects!
項目はAEより省略されてますが、まさにAEとそっくり。
基本的にAEから機能を削ぎ落したって感じなので、マニュアル読まなくてもだいたい操作できます。まだ使いはじめて1時間なんですが、AEとの違いでこんなことに気付きました。

●左上の「アイテム」から素材を「タイムライン」にドラッグできない。
●エフェクトの設定は「タイムライン」上だけで可能(AEのようなエフェクトコントロールパネルは無いみたい)。
●過去に使用したエフェクトが複数出てくる(AEだと一つ)。

ともあれ、AE使っていれば、簡略版AEって認識でサクサク作れます。
とりあえず3種類のエフェクト(パーティクル、LightBurst、フラクタルノイズ)を使って、簡単な動画を作ってみました。

ゆっくりさんには動いてもらいたかったけど、すごく重くなったのでやめた…
あと、操作の際サクサク動かないけれど、これはPCのスペックの問題かもしれないです。
(グラボ無しのオンボってこともあるし)

とはいえ、フリーでここまでのものが提供されてるなんて、ありがたいことですね〜
繰り返しますが、
フリーソフトでモーショングラフィックスというものに触れてもらい、AEへの踏み台となるような
というのは、本当に的を得ていると思います。

AEを買いたくても高いから迷ってる… でもNiveってAEと全然別物でしょ、って思う人もいると思います。

でも、使い勝手は劣るものの、将来的にAEを買おうと少しでもお考えならば、試してみる価値は十分にあるソフトです。なにせフリーですから、挫折しても損害はありません。これは重要。
ちなみに、Niveは分かりにくいという声もありますが、もし私が初めてAEとNiveに出会ったとすると、明らかに分かりにくいのはAEだと思います。

私が購入したAEの教則本からも分かる通り、AEのマニュアル類は豊富なものの、どれもこれも大ボリューム。これだけで嫌になってしまいます。いっぽう、Niveのマニュアルはシンプルですね。
最後に、My Win PCのスペックを書いておきます。このスペックだと厳しいかも…

OS:Windows 7 Home Premium 64 bit
CPU:Intel Celeron G530 2.40GHz
メモリ:8GB
ストレージ:1TB (7200rpm) HDD
グラフィックボード:なし

エフェクト3つ盛ったらプレビューがカクカクするわ ヽ(。´□`)ノ


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