おっ久しぶりのダム穴巡り。
このたび長崎県に行ったついでに見てきました。
おそらく、日本で一番完璧な形のダム穴(グローリーホール)デス☆
本河内底部ダム自体はとても歴史のあるダムで、1903年に完成したもの。
でもダム穴は2011年の竣工。
空から見ると、とっても特徴的な風景
市街地からのアクセスは楽で、路面電車の蛍茶屋駅から徒歩10分。
駅を降りると、進行方向に電車の車庫があり、それを挟んで右側に4車線の道路(R34日見バイパス)、左側に路地が続いています。
ダム穴へは右側に、ダム堤体の下へは左側に進路をとりましょう。
ダム穴へ至るバイパスは、交通量は多いけれど、ちゃんと歩道があるので安心。
進行方向左側をキープなのです。
ただ、坂がすごい。そして、斜面にへばりつく住宅。
雰囲気的には横浜の山手みたいな感じ。
完成してから6年… まだまだ白くて綺麗ですね。
実はこの穴、下部にも呑口があって、水位が低いとそこから流れるので、満水になって恐ろしい光景を見られるのは、よほどの状況じゃないとないのかも。
路地の写真を見て気づいたけど、墓石の文字が金色だ!
知識としては「ばらかもん」で知ってたから、驚かなかったけど、意外としっくりきてるというか、派手には感じない。むしろ、ハイエンドな感じがするぞ。
そんな住宅街を歩くこと数分、正面に堤体が見えてくる。
あの向こう側には大量の水がせき止められているのだ。
そう考えると、すごい地理的条件で家が建ってるんだよなあ。
ダム穴が目的だったけど、このダム自体の重厚な造作は是非見てほしいな。
ちなみに、2つ上の写真に写ってる四角い建物はダム管理事務所兼綺麗なトイレ。
中にはこんな掲示が。
ダムカード配布してるんだ。あ、でももらえるのは別の場所か。
そういえば、ダム穴に吸い込まれた水はどこに出てくるのかというと…
堤体の脇がこんもり高台になっていて、そこから見下ろしたもの。
なるほど、ここから川に直接放流してるのね。
堤体下は公園になっていて、ダムや治水の歴史を紹介したパネルが設置されていて、これは親切。
行き止まりの場所だから、こっちでいいのかな?って雰囲気があるけれど、歴史的建造物好きなら、訪ねて損はないかなってダムでした。
ダム穴に関する過去記事:
宮城県栗原市の花山ダムでダム穴眺めてきたよ
仙台市泉区の真美沢堤のダム穴を見てきました
【名古屋の】猫ヶ洞池【ダム穴】
コツコツだけど、ほかのダム穴も尋ねる予定(^^)