神絵師のメイキングを参考にビニール傘描いたよ

お絵かきする時間がとれない時、メイキングを見てることが多くて、結構溜め込んじゃってるのですけど、その中からビニール傘の描き方ですごいのがあったのでそれを頑張って真似してみた。
分かりやすいっていうより、すごすぎてなにがなんだか??ってのが正直な感想なんだけど、幾つかのポイントがためになったので。

それで、そのメイキングてのがこれ↓
YouTube Preview Image

「あの花」のめんまちゃんです。
私このアニメ見たことないですけど。
白い髪に白のワンピ、そしてビニ傘…
これだけ白系ばかりだと塗るのがめっちゃ難しそうね。

まあ、白色の表現については、新潟県南魚沼市にあるトミオカホワイト美術館に行って勉強したいなあ、なんて思うけど。

それはさておいて、メイキングみると分かるんだけど、大事なポイントは以下のとおり:
1. 傘の基本の形は多角形ツールを使用して描く
2. 傘の布(ビニール)は白で塗って透明度を下げる
3. エアブラシ系で布の透明度を調整

まず1なんだけど、多角形ツールで8角形を大中小3つ作る。それを変形して配置して、大中小それぞれの8つの頂点を結ぶ。
私は一つ省略して大小2つでつくったよ。
20150419_1

メイキングでは頂点をパスで結んでいた(Ps CS4使用みたい)。
でも、これをPsでやろうとしたら意外と難しかったので、いつものCLIP STUDIO PAINTで8角形の変形まで行って、あとはそれをガイドにして直線・曲線ツールでなぞった感じ。

2&3はこんな感じ↓
20150419_3

傘の布の上の方は、光が当たって透明度が下がるんだけど、そういう場所は白のエアブラシでぼかすといいらしい。
この使い方は思いつかなかったわ!

ということで、傘の骨組みの効率的な描き方と、ビニール独特の透明度の変化の表現の方法がよく分かるメイキングでした♪

でも、技術そのものよりも、ためになったのは、こんなに上手な人でも、失敗することもあって、そこで妥協はしてはいけないってこと。
全部描くのに13時間(資料を調べる2h含む)かかってるってこと。これだけほぼ迷いなく描いてもそれだけかかるんだなあ。

ちなみに、私がこのイラスト描くのにかかった時間は6時間。
速いのじゃなくて、もっと手直しとか作業すべきことがあるはずなんだけど、それに気づく技量と経験が足りない証拠なのです。悲しいことですわぁ…(つ﹏<)・゚。
イラストに限らず、スキルアップすればするほど、自分の課題がどんどん見えてくるっていうからね。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。