イラストのラフを描くとき、3Dモデルは便利なんだけど、いままでiOS用でいいのがなかったのな。
だから期待してなかったけど、これは数あるアプリの中で1番使いやすかったな。

このアプリ、性別でモデルが別販売で、それぞれ￥300。
女性モデルバージョンをリンク貼っときます↓
https://itunes.apple.com/jp/app/artpose-female-edition/id886697025?mt=8

それで、iPad (iOS 8) で早速使ってみたよ♪
アプリの初期画面はこんなの。
4隅にアイコンがあって、それぞれの機能は黄色の通り。

とりあえず右下のアイコンをタップして、モデルで遊んでみるよ

モデルを動かす時の初期画面は、少しアイコンが増えます。
黄色いとこだけど、これは全部ポーズ関連のアイコン。

モデルの動かせる位置は赤い◯で表示されるね。
そのうち、動かしたい◯をタップすると緑になるから、それから1本指で上下左右に動かしてみる。

ぐりぐりー

気に入らなかったら、1本指で3回タップ。
これで緑の◯のところがデフォルトポーズに戻ります。

足下にある、身体と関係ないところにある◯。
これはなんだろう？

アクティブ（緑の◯）にして、1本指で下に移動すると〜

沈んでしまったー！
なるほど、これはテーブルにほおづえつくポーズとかで使えそうじゃんか☆

ポーズの決め方だけど、上下左右の他に「捻り」もできます。
方法は2本指のうち、1本を固定して、もう1本を動かせばOK。
肩のポーズ決めでは必須だよ。

さて、このアプリ、redoとundoがないです。
これ違和感あるなあ。
基本3回タップでクリアだから、いいのか。

でも、もし、ぐっしゃぐっしゃにどうしようもないポーズをやめたくなったら、オールクリアしてデフォルトポーズに戻す機能もあります。
右上の消しゴムアイコンね。

タップすると、チェックマークが出てくるので、それをタップすると元通り！

簡単だね♪

さて、ポーズを決めるとき、正面のアングルだけだとやりにくいことも多いので、そういう時は左下のアイコンをタップして、アングルを変えます。

アングル設定の基本操作は以下の3つだけ：
1本指：上下左右に回転
2本指でピンチイン/アウト：ズーム
2本指でドラッグ：上下左右に移動（パンっての）

基本的にはこの「アングル設定」とさっきの「ポーズ設定」を行き来して理想のポーズを決めていきます。
1本指で俯瞰したり、

2本指のピンチイン/アウトで近づいてみたり、

2本指でドラッグして、上げてみたり

などなど… かな？

これだけ使えればOKなのだけど、他の機能もそれなりに便利なのが揃ってる。
まずは光源の設定。これは左上のアイコン。
デフォだとこうだけど、

1本指で移動すると、別角度にもできる

あと、なぜか光源設定のアイコンをタップすると、髪型変わります。
変なのが多いけど。萌え絵的に

その隣の「？」がチュートリアル。
めっちゃ簡潔で必要なことはこれだけでOK。
UIも含めて、こういうシンプルなアプリは大好き

それで、いろいろいじって、納得のポーズができたら、右上のカメラアイコンでイメージを保存しましょう。
この際、iPad（とiPhone）を消音かサイレントモードにしておかないと、シャッター音鳴り響きます。

わたしはこんなポーズ作ったよ
これをイメージで保存した。

それで、procreateというお絵描きアプリに読み込んで

トレスする！

ぜんぜんトレスしてないけど… (^^)
まあ、私は大体の形が分かればいいので。
そこは人それぞれだな。

私みたいな萌え絵の初心者は6頭身で描くことも多いと思うけど、このアプリには体格を細かく調整する機能はないです。
「ぽっちゃり」「痩せ」の切り替えだけ。

あと、ポーズの決め方の感覚は、CLIP STUDIO PAINTの3Dモデルと同じく、慣れるのには個人差があると思う。

コツはポーズを決めるとき、自分の身体で、デフォルトのポーズから、目標のポーズまでの遷移をゆっくり再現してみること。そして、その通りにモデルを動かすことかな。
ポーズの基本要素は「上下左右への曲げ」と「捻り」の2つだけだから、意外と簡単だよ

買って後悔する人もいるかもしれないけど、￥89000のQumarion（→過去記事リンク）じゃないんだし、￥300なら失敗してもたいしたことないし、試してみるといいと思うな。