雲間から差し込む光みたいなのをAE基本機能だけでトライしてみました。
けっこう手こずりましたけど、↓先人↓の知恵を借りてます。
After Effects Styleさま、-IS- Compositeさま。
こういうのは、「光の筋」「入射光」「光の帯」「日差し」と、いろんな呼び方があるけど、作りたいのは朝のさわやかな日差しというか、↓のような演出なのです(0:23-0:36あたり)。
古き良きボカロってイイ感じ。千本桜も良いけれどね。
良曲なのに、またもコメントがーー
エロゲエロゲって… 褒め言葉だよね。(*´ω`*)
ところで、お手本にしたい部分だけトリムして貼ろうとしたら、すごーく重い┗(>д<)┛
光の演出ってたしかにレンダリングも時間かかるしね。
静止画をスクリーンショットしても1.1MBあります。
とまあ、こんな感じのを作るのですが、まずは完成品から、どうぞ。
紅葉と木漏れ日と国道。
福島と山形の県境付近です。
場所が分かる人は重度の酷道マニアかと。
作り方は、画像に、①平面レイヤーと②ライトレイヤーを配置して、①にエフェクトを適用するだけです。
なお、平面レイヤーは次の処置をしておきます。
★スケールをX:100に対してY:200にする(つまり縦長にする)。
★不透明度を40〜60%程度にしておく。
★右上から左下に光が注ぐように、30〜50°右に傾ける。
★3Dレイヤーにする(サイコロみたいなのをONにする)
次に、平面レイヤーに適用するエフェクトは次の3種類:
●エフェクト→ノイズ&グレイン→フラクタルノイズ
●エフェクト→色調補正→レベル
●エフェクト→ブラー&シャープ→ブラー(放射状)
順番に見ていきます。全部紫のところがデフォルトから変更したパラメータ。
まずは、フラクタルノイズ。
これが一番手こずったところ。
フラクタルノイズはもふもふしてる感じなので、それを線状にしないといけない。
そこで、「スケールの幅」を小さく、「スケールの高さ」を大きくしてごまかしました。
そして、ブラー(放射状)。
中心を画像の枠外(右上)に移動するだけ。
これで、平面レイヤーに対するエフェクト処置はおしまい。
気に入る効果が出るまでフラクタルノイズを色々試してみました。
仕上げはライト。
枠外(右上)から左下に向けて照らせば、良いと思います。
これでできあがりなのです。
他の組み合わせでもできると思うけれど、自分の引き出しは少ないから、ちょっと分からないな。
たった10秒の映像を作るのに、ほんと頭の体操になる…
脳みそが疲れたのです。