グリザイユ画法が、なるほど、分からんので、トライしてみた

今日はお休みでした〜(‘∀`)
まとまった時間もあることだし、新しいことやってみるべ。

そういうことで、以前から気になってたグリザイユ画法にトライしてみるよ☆
半年ぐらい前に、pixivで線画が苦手な人のためのグレー画法というのを見つけて、「線画苦手でも絵が描けるのか?!」と喜んだものの、その頃の私は苦手どころか、描けないし、デッサンも×だったので、まるで役に立たず。

その後も、この描き方はネット上で時々見かけて、ちょっと気になってましたのです。
おおざっぱにいうと、「線画→影&ハイライト→下塗り」の順に描く方法ですね。
(正確には影&ハイライトを白黒で描く)
それに対してオーソドックスな順序は「線画→下塗り→影&ハイライト」。

理屈もよく分からんし、これでほんとにうまくできるのかなな?
と考えてばかりでもしょうがないので描いてみました。
参考にするのはpixivのSAI講座、線画が苦手な人のためのグレー画法です。

さて、グリザイユ画法ていってますけど、他にもグレースケール→オーバーレイで描く、って説明されてたり、私が参考にしたpixivの講座ではグレー画法と説明されたり、微妙に違います。

手法も若干の違いはあるものの、基本は、大まかな線画を描いて、それを白黒で塗って、最後にオーバーレイのレイヤーで各色を塗る
ってことみたいです。

まじめにCLIP STUDIO PAINT使って描いたほうが、時間も早いかもしれないけど、お天気いいし、外出かけたかったから、iPadのprocreateで描くことにしたです。
少し手間だけど、大体同じことできるし。

そんなこんなで、朝9時に近所のファミリーレストラン、ココスにやってきました。
朝食バイキングが¥666という、不吉な値段設定の店ですが、30種類のおかずやデザートが食べ放題という、たいへん気前の良いレストランです。

おすすめは小粒納豆と新鮮な生卵、そしてクリスピーなふりかけかな♪
でも、納豆につきもののネギが無い!!
てことで、ネギをへし折るミクさん描くことにした。

Step 1
1つめのレイヤーに、大まかに線画を描く
20130723_1

Step 2
2つめのレイヤーを1つめのレイヤーの下に配置し、適当に色を塗る(白黒で)。
肌など、薄い色は塗らなくてもOK
20130723_2

Step 3
3つめのレイヤーを2つめのレイヤーの下に配置し、ミクさん全部を灰色で塗る。
20130723_3

(ここで、線に強弱つけました。これは後でもできる)
20130723_4

Step 4
Step 1〜3の3レイヤーを結合します。

Step 5
白黒で色を塗ります
(慣れなかったので、私は別レイヤーで塗りました)
20130723_5

Step 6
オーバーレイのレイヤーを色の数だけ配置して、各色を塗ります
20130723_6

ここまでできれば、あー、初めてなのに、たしかにそれっぽくなったぞ!
と満足しちゃいました。
でも、簡単に仕上げのステップ。

Step 7
仕上げ:髪のグローと顔の赤み
20130723_7

レイヤーは11個使ってます…
20130723_8
右のアルファベットは、
N:ノーマル
O:オーバーレイ
A:加算
M:乗算

正直な感想…
私にもできたじゃん?!
しかも初めてなのに!

でも、難しいなと思ったこともあって、
白黒で塗るのが感覚がつかめなくて時間がかかったのは、経験不足だからだな。
ネクタイの緑とネギの緑って、白黒だとどっちが薄い色なのかな???
って迷ったり。

ブラシの選択も迷いました…
結局ほとんどを6B鉛筆(線画用と塗り用にそれぞれカスタマイズ済み)で描いて、必要に応じてぼかしツールやエアブラシ、って選択。

オーバーレイで色を乗せる時、予想外の色になったりして、乗せる色を試行錯誤で選ぶのも必要だったな。
でも、べた塗りするだけで、瞬く間に陰影がついてくるのは、すっごく気持ちいいよ〜
トライする価値はあります☆

 


グリザイユ画法が、なるほど、分からんので、トライしてみた」への1件のフィードバック

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。