エルフェンリート 〜失禁のモーション〜

おもらしすると、人として、なにか大事なものを失った気がするのはなぜなのでしょう?
ということで、血しぶき&したたる血でやり残したことを簡単に。


お手本は同じくハートフルボッコアニメ、エルフェンリート第1話からこのシーン >音出ます

ぶるるって気持ちよさそう〜(⁎⍟ ⌣ ⍟`⁎)
そして、できたのがこれ

他のエフェクト(球面とか)も組み合わせてみたですけど、基本的なものなら十分ってことで、CC Mr. Mercuryだけで作ってます。

血しぶきと同じく、平面レイヤーを配置してCC Mr. Mercuryを適用するだけ。
水源?(Producer)から均一に広がれば良いってことで、重力(Gravity)と抵抗(Resistance)は0にしてます。あと、バラバラにならないように、寿命(Longevity (sec))は4秒と長めに、そしてBlob death sizeは大きくしておくぐらい。
広がるスピードはVelocityとBirth rateにキーフレームを打って調整ってところ。
とはいえ、実際にパラメータを変えてプレビューするのが一番かな。

今回のパラメータは以下の通り(網かけは↑で触れたとこ)。
20121218_3

フラクタルノイズと組み合わせて、こんなのも↓

町の上空をオーロラみたいなのが覆っていくアニメーション。
ミルキィホームズ(←全盛期じゃないほう)のOPで見たような…
もちろんあちらはプロですから、すっごくきれいですけど。

ここからは、動画と関係ないお話

同じ内容のDVDで海外版のほうが安い件について
今回と血しぶき回で参考にしたアニメ「エルフェンリート」、明日BD版のコンプリートが発売だけど、わたしはフランスのコンプリート版を見てました。
20121218_5

音声はフランス語の吹き替えは当然として、オリジナルの日本語もついてるので、見るのに問題無し。しかも、フランスと日本のリージョンコードは同じく2。なので、PCで見るなら障害はないです。

それほどメジャーでないこの作品がフランスで発売されてるのも不思議ですが、驚くのは値段。Amazon.frだと、全13話で2500円ほどなんですね。ちなみに北米版もAmazon.comで価格は2000円ぐらい。

明日発売の日本版は13000円ぐらいかな、Amazon.co.jpで。
日本版が高いというより、なんでフランス版と北米版はこんなに安いのかということに驚きです。
(わたしは好きなので13000円は安いと思ってます。あと、フランス版と北米版にはOVAの10.5話通り雨にて 或いは、少女はいかにしてその心情に至ったか?が含まれないです)
ちょっと気になったのでgoogle先生に訊いてみたら、こんな事情が見えてきました。

●国内で「エルフェンリート」を買うコアなファンはそれほど多くない
●だから、安くしても利益が出るのに十分な数が売れない
●だったらコアなファンに買ってもらうしか無い
●それに、コアなファンは多少高くとも買うだろう
●だから強気の価格設定
●そもそも制作費を回収せねばならぬ

いっぽう、海外については

●そもそも、海外で需要あるの?
●だから「エルフェンリート」を海外展開するつもりは無い
●利益は国内販売からだけしか考えていない
●だから海外での販売許可に関して、面倒な交渉までして利益は求めず「ゆるい契約」を結ぶ
●海外の業者は「ゆるい契約」のおかげで、好き放題

●いかに日本のアニメが人気とはいえ、安くしないと売れない。よし、安くしよう
●その結果、「エルフェンリート」コンプ版が€25。
青いところ、この辺りがよく分からんのだが

つまり、
日本では、高額でも購入する少数のファンのおかげで値段は高止まり、
海外では、需要を喚起するために安売り。

もちろん、これは一面的な見方、ていうか想像なので、制作の仕組みや、権利関係、利益を出す構造など、アニメを取り巻く環境にも目を向ける必要があるけれど、表面的にはこういうことなのかなあ、と感じました。

でも、たしか「エルフェンリート」って、海外の評価が高いって聞いたことがあるけれど、それは多くの人が手軽に買える値段だったことも一因かな。
いくら良作でも、手に取ってもらえなかったら評価の対象にすらならない訳で。

この作品に限らないですけど、ビジネスの構造的に値下げが無理なら、安価な動画配信とか、もっとアプローチを増やして売り込んでくれないかな、と思います。
興味が小指の先ほどしかなくても、1話200円ぐらいなら「ヒマつぶしに見てみるか」ってなるかもしれないし、それが良作との出会いになることもあるのです。


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