kinetic typographyとは、おおざっぱにいうと、文字を使ったアニメーション。
文字を書き順通りにアニメーションするのはどうするのかな?
と、あちこち探していてたまたま見つけたフレーズです。
ボカロやUTAUのPVだと、歌詞の見せ方でこの技術が使えるのかな。
いま思いつくのといえば、この曲↓
「カレー食べたくなってきたーぞ 」っ見てましたけど、じつは歌詞の見せ方がバラエティーに富んでいて、動画作る人にとってすごい面倒くさい作業が多そうだぁ。
で、GUMIが歌うと、なぜかアニソンになる不思議
このkinetic typography… 参考書はほとんどありません。
和書だと皆無。Amazon.comでも少ない。
そんななか、動画のチュートリアルを見つけました。
7時間で$50ですとな。
目次を見る限り、イラレとフォトショでの下準備も紹介されてるし、基本的な内容を押さえていて、良さそうかな、と思うのだが、$50は迷うなあ。
ちなみに、いくつかのレッスンを無料で視聴できます。
Using the Stroke Effectというのが、文字を書き順通りにアニメーションの解説で、6分ぐらいだから見てみたのですが、なんか雑なんです。
それもあって、今買う必要は無いね、自分でトライアル&エラーしてから考えよ、と思ったのです。
それにしても、ふと思いますが、kinetic typographyって、日本語のように文字種が多い文化圏だと、色々遊べて楽しそうです。海外からの観光客が漢字のプリントされたTシャツとか買ってますけど、漢字も見る人によってはファッションなんだなあと。
他にも、こんな話も。
今、中国の漢字といえば大陸の人が使う「簡体」と、香港や台湾の人が使う「繁体」がありますが、大陸の人で自分の名刺の名前にわざと「繁体」を使う人がいます。
そのほうがクールなんだとか。うん、なんとなく分かるわ。
ふだん、漢字とひらがなとカタカナと英語を使っていて、「めんどくさいぞー」と思うこともしばしばですが、せっかくいろんな文字種が理解できる国に生まれたので、kinetic typographyもやってみようと思ったのでした。
でも、とりあえず、文字を書き順通りにアニメーション(→次の記事)を作りましたので、よろしければご覧ください。