昨日は、サロマ湖とオホーツク海の間に伸びる砂州の西側を訪れました。
今日は東側行ってみます。
といっても、東側は砂州の突端までは進入禁止。
ずっと手前のワッカの水(湧き水)まで行けるらしいのでそこを目指します。
原生花園なので自転車だとこっちのほうが気持ちよさそー (^ー^*)
車が入れるのは原生花園のネイチャーセンターまで。
センターではレンタサイクルもあるので、自転車のほうが便利かな?
ちなみに原生花園内はサイクリングロードがあり、センターから1 kmのところで、東西に分かれます。
東側が多くの人が訪れるワッカの水方面Aコース。全長5 km。
西側が訪れる人も少ないBコース。全長5.5 km。
今日は両方行ってみますが、まずはワッカの水を目指します。
天気は快晴。風も追い風(帰りは向かい風かぁ)。ペダルをこぎこぎ、自転車はスイスイ走ります。
花の季節はとっくに過ぎてるけど、8月とは思えない涼しさ。
自転車のペダルをこぐのってこんなに気持ちよかったかしら??
やがて、橋が見えてきました。
ここは「第2湖口」と呼ばれる、サロマ湖とオホーツク海の接している場所。
大きな地図だと分からないですが、ここも湖と海が出会うポイントですね。
オホーツク海側は見事な青色の海が気持ちいいです。
沖縄の海の色も感動するけど、オホーツク海の濃いブルーもなかなか見れないと思うなあ。
実際はもっともっと青いのです
反対側のサロマ湖。なんか、湖面に浮いてます。いや、浮いてるのか構造物なのか…
ああ、あれがアイスブームのようです。
実物見られるとは思わなかったので、これは収穫ね。
丸いのが顔を出してる。あれがアイスブーム
橋から先は赤茶色のダートに変化。
緩いカーブの下り坂が道の終わりを予感させます。
あと、いつかどこかで見た景色のような… デジャブ??
今来た道を振り返って
一般人が入ることのできる最終地点、ワッカの水の広場に着きました。
細い砂州の両側はサロマ湖とオホーツク海、どちらも塩水なのに、ここでは真水が湧き出てます。
こんこんと湧き出てるのでちょっと飲んでみます。
うん… まろやかです。
ちなみに「ワッカ」とはアイヌ語で「真水」。
広場には東屋もありまして、先客さんが帰るのと入れ替わりにちょっと休憩。
「帰りは向かい風だね〜」なんて、挨拶かわしつつ…
ふと見ると人の歩いた跡が湖のほうに続いてる。
草をかき分けかき分け、歩いていくと、湖に出ました。
天気いいなあ…
漁船が一隻プカリプカリ。ああ、ボートで漂流して昼寝したいー
来た道を戻って、さらに分岐をこえて、サイクリングコースのBコースに進みます。
こちらは誰もいないなあ…
それにアップダウンが激しいです。しかも帰りのほうが辛そう。
海はこちらのほうがより近いかな。
真っ青な海面に浮かぶ定置網(?)が印象的。
結局20 kmちょっと走ってネイチャーセンターに戻ってきました。ちょっと走り足りないかなあ。
ここから網走まで自転車道があり、距離は40 km。
ちょうどいい距離なので一度は走ってみたいですね。
結構時間を使いましたが、今日はお宿のある清里まで移動するだけ。
寄り道して、久しぶりに女満別の農村風景を見に行きましょうか。
今は合併で「大空町」という、いったいどこにあるのさ?って町の名前になってますが。
とりあえず、道の駅「メルヘンの丘めまんべつ」でお土産用のにんじんジュース買って、お昼ご飯にホットドッッグ買って、定番の「メルヘンの丘」に行きましょう。道の駅から車で2分。
同じ名前なのに微妙に別の場所とか、初めてだとややこしいです。
だから、道の駅にもわざわざ「メルヘンの丘はここじゃないよ!」と案内があります。
実は国道沿いなんですごく騒々しいです。地元の人は知ってますよね
北海道の農村風景といえば美瑛や富良野が有名ですが、ここ女満別も知ってる人は多いんじゃないかな?
畑のじゅうたんと吸い込まれるような空の組み合わせは、何度訪れても見飽きないです。
やはり、この美しすぎる大空無くして女満別の風景は無いと思います。
町の名前にケチつけたけど、「大空町」、とってもいい名前です。
撮影は地元住民の邪魔にならないように、です
今夜の宿はここから40 kmほど東の清里町にとってます。
斜網広域農道経由で行きましょう。ここも私の好きな道です。
まっすぐな道がアップダウンを繰り返して、畑や防風林を突っ切ります。かの有名なジェットコースターの道が延々と続く感じかな。
でも、こういう道は気をつけないと。とくに私みたいに慣れてない道外の人は。
ぼーっとしてるといきなり信号とか一時停止とかが唐突に現れます。
よく、見通しのすごくいい十字路で出会い頭事故があるけど、こういう道を走ってると、起こりうることがよーく分かります。
とはいえ、とても快適な広域農道を経由して、3時過ぎに清里町のホテル緑清荘にチェックイン。
温泉施設に宿泊施設も付属してる感じのお宿です。
朝食込みで7000円しなかったかな。
お部屋
もうゆっくりしてもいいんだけど、行きたい場所があるので、またも自転車を引っ張りだしてお出かけ。
r1115を斜里方面に走ること10分。道沿いにコスモスが現れます。
ここは「きよさとコスモスロード」。コスモスといえば私的にここが一番の場所。
満開だとほんとに見応えあるんですけど
コスモスは大群で咲いてるより、長い帯状に咲いてるのが私の好みなのです。
でも、昨日の遠軽よりもっと咲いてないなあ。5分咲きってとこかな?
コスモスが満開になって、畑にはジャガイモのピラミッドが出来上がるのが、清里町のベストシーズンなのですが、今回はちょっと早かったみたい。
でも、まいっか。空は青々、目の前には斜里岳がくっきりとそびえている。それだけでこの町を訪れたかいがあるってものです。自転車で町の中心に戻ります。
途中「ホテル清さと」の脇を通ります。いわゆるオーベルジュ。私は泊まったことありますが、まさにゆっくり滞在するためのホテルです。部屋数も10ほどで、静かな休暇を過ごせます。
でも一泊25000円くらい、二人だと5万円ですね。私はそれだけの価値があると思いますが、近くに知床という強力なライバルがありますからね… ビジネスとしてはチャレンジングかも。
町の玄関、清里町駅にも寄ってみましょう。
無人駅ですがよく手入れされていて、気持ちのよい駅です。
厳冬に汽車で訪れるのもよさそ。
日も暮れてきたので、ホテルに戻ってゴロゴロします。
いちおう夕食も食べよう。レストランで好きなのを選べるんだね。
少食なので、こういうのはありがたいな♪
で、洋食のプレートを頼んだら… 量多いよー!
私はご飯食べにいくと、個人のお店だと、なぜか大盛りにしてくれることが多くて(大食いに見えるとは思えないが)、残すのが嫌いな性格なので全部食べて大変な思いをすることが多いのですが… ここはデフォで満腹コースみたいなね。
でも、おいしゅうございました。
あとはふかふかのお布団でゴロゴロ。
てゆうか、どこの宿でもゴロゴロしてますね。
自宅だとゴロゴロしたら最後、寝落ち翌朝コースなんでゴロゴロはしないですから。
こんな自堕落な生活するために旅に出てるようなもんです。もったいないっちゃもったいない。