ロングウィークエンドで帯広に滞在してました☆

欧米由来の習慣で、「土日+平日」でちょっと長めの週末を過ごすことらしい。
私の周囲では3-4年前から流行ってるのだけど。
いいことじゃん!てことで、お仕事の合間にお休みとってゆっくりしてきました。

お休み期間は5日間。あれこれするには微妙な短さ…
考えあぐねた結果、そのうち引っ越したい候補のひとつ、北海道帯広市で過ごすことにしたよ♪

土曜日昼過ぎの羽田空港。
人少なくていいですね。
首都圏の人は、土曜の朝早く出発して、日曜の夜遅くに帰ってくるパターンが多いので、それを避ければ、混雑に巻き込まれなくて快適なのです。

そしてやってきました〜 とかち帯広空港☆
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帯広は銀の匙の舞台でしたね。
登場人物はこの辺りの地名由来ですし。
この写真(左)の八軒くんは札幌出身だから、札幌市の地名由来らしいけど。

とかち帯広空港は初めて。緑豊かな公園みたいな空港。
ここから市内まではバスで40分程度らしいです。
主要なホテルを経由する便と、普通の停留所を経由してJRの駅まで行く便の2通りあって、どちらも¥1000。

私はホテル経由の便にしたけど10人も乗ってないな。まあ普通の観光客はレンタカーかぁ。
でも今回はホテルに引きこもる予定なので、車は一切使わないのです。

バスは空港を出ると林を通り抜け、畑の中の道をトコトコ。
途中無料高速に入るかな?と思ったけど、通過してR236広尾国道を制限速度でのんびり走っていきます。
なんで使わないのかな?と思ったけど、暫定2車線の高速で、もし事故車に道を塞がれると、立ち往生するからだろうね。

そもそも追い越しができない高速って、北海道で意味あるんだろうか?
追い越しの習慣が無い本州ならともかく、これなら下道のほうが速いよな。

郊外の風景になってくると、うちの近所に似てるからほっとしたり。あ、ヨーカドーだ!とか思いながら。
見知らぬ土地に住む見知らぬ人に、それぞれの人生があるんだなーとか思いつつ。
そして、目的地の北海道ホテルに到着。
今回は札幌民のアドバイスを元に、引きこもるならここだよっ、てことで選びましたのです。

チェックインして、近所をふらふら。
夕方の街はゆるやかな風が吹いて快適。
地方都市の特徴ですが、歩行者が全くいない。

15分ほどでJRの駅に着いたです。
ここもしーんと静まり返ってるね…
ちょっと汽車に乗って… と思ったけど本数がすごい少ない。

駅の反対側にも足を伸ばしてみる。
観光客に「ばんちょうどこですか?」(正:ぱんちょう)と訊かれたり。
ここと六花亭は観光客のマストなんだね。
私は柳月の三方六(抹茶味)が好き。

インデアンカレーという、どこかで見たようなカレー屋さんがあって、どこで見たんだっけ??
と思いつつ、キャベツの酢漬けがおいしい、大阪の有名店だったと思い出したり。
値段見ると大阪のとは関係ないみたいだけど。

いい時間なので、ホテルに戻って、
なにもしません!
ホテル内にレストランがあって、中華以外はそこそこ揃ってるし、ルームサービスもあるし、全力でだらだらするのな。

お部屋に入ると、大きめのクローゼットと、横と正面にさらにドアがあって、
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左がバス/トイレ
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正面がツインルーム
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窓からは、新緑越しに日高山脈が見えます
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こんなお部屋にこもって、ご飯食べたり、
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テレビを眺めたり、
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下に降りてご飯食べたりお風呂(モール温泉があった)に入ったりして過ごしてましたー (^^)

梅雨の無い北海道、滞在中はすっごく天気に恵まれたので、走って5分ぐらいの公園に走りにいったり、
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公園でベンチに座って本を読んだり、
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iPadで風景画を描いてみたり
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このベンチ、400mもあるらしくて、こんな立て看板がありました。
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いや、ふつうにみんな跨いでたけどね (^^)

公園ではパークゴルフができたり、美術館や開拓関係の博物館もあって、とにかく広い。
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そして広大な森をトテトテ抜けると、
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動物園がありました!
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なかにはやる気の無いライオンが寝てたり、
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エゾシカの親子がかわいかったり。
適度にベンチがあるので、そこに座って動物たちをスケッチしてました。
でも動くから難しいわ

手作りの解説がとてもためになって、知らないことも多いなあ、と思うのです。
シロクマって、白くないんだ〜
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大きな動物園も楽しいんだけど、こういうお散歩気分で立ち寄れる動物園は落ち着くな。
気に入りました。

お部屋でテレビを見ていると、ばんえい競馬が中継されていて、走るついでに見に行こうかってことで、見に行ってきました。
ホテルからは走って15分くらい?
歩くと30分かかるかな。

ここも銀の匙にジャックされとるw
というか、下のちびキャラはなんだろ?
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馬がそりを曳くんだけど、スタンドから見てると、観客の動きがパターン化されて面白い。
出走前はこんな感じで、がらーんとしていて、
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出走間際になると、柵の前にわらわら人が集まり、
スタートすると、馬の動きに合わせて、人も大移動するんだよ
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柵の前目線だとこんな感じ。
「◯番がんばれー」とか叫びながら、追っかけるの。
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この第2障害とその後ゴールまでは、けっこう鞭を入れるんだよね。
それを見ていたおばちゃんが「もー可哀想で見てらんないわー、旦那にならびしばしいけんるんだけどー」とかやさしいんだかけしからんなこと話してます。
だんなぇ…(^^)

私は馬術をやってたから、鞭については抵抗無いんだけど、あーなるほどそういう見方もあるんだなーって思ったのでした。
でも馬は賢いしかわいいから、感情移入しちゃうけど。

馬が好きだから、見てるだけでも楽しんだけど、馬券¥2000買ったところ、¥3000になって戻ってきたよ。
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パドックで一緒に見ていたおっちゃんのアドバイスを参考にしたんだ。
ふだん競馬はあまりしないから、ビギナーズラックかもしれないけど。

滞在中は、そんなふうにのんびり過ごしたんだけど、滞在している間にだんだん暑くなってきて、帯広の隣の音更では、気温が38℃近くまで上がったりして、貴重な体験もできました。
それでも空気が乾燥しているからか、全然不快なことなく全日過ごせたです。

ホテルのお部屋は、新しくはないけど清潔で(とくに水廻り)快適。
日中スタッフの人があれこれ働いてる様子を見てると、丁寧な仕事してるんだなーってことが分かります。

あと、朝食がバイキングじゃないので、よかった。
お皿もってウロウロするのめんどうくさいんだ。しかも他のお客もウロウロするから落ち着かないし。
しかしここでは、適度に静かな環境でコーヒー飲みながら新聞読んで、ふと目を上げると、目の前の庭でリスがなにかしてる… みたいな朝食なのでした。

とまあこんな感じで、ちょっと疲れていたけど、適度な長さのお休みと、過ごしやすいホテルと街のおかげで、無事復活して日常に戻ることができたのです。
心身の健康のために、ロングウィークエンドは時々活用したいですね。

ところで、帯広の街はなかなか住みやすそう。
都会だし、緑も多いし、道路は広いし、なんだか雰囲気いいし。
夏の暑ささえなければパーフェクトかもしれない

 

 


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