画像ファイルに不可視の情報を埋め込むことができる、Photoshopのプラグインを買ってみました。
「電子透かし」と呼ばれる技術で、著作権情報を埋め込むのに使われることが多いみたい。
お値段¥5000ぐらいで、1000ファイルに埋め込められます。
プラグインの名前はDigimarc for Images。
公式:http://www.digimarc.com/digimarc-for-images
↓上URLのキャプション↓
いろいろ書いてますが、リンクがまちがえてたり、肝心の購入画面への導線が分かりにくいとか、売る気あるのかって感じですが、以下のURLが購入への入口
https://dfi.digimarc.com/selectProduct.aspx?family=pro
↓のように、$49コースと$99の2コースあるけど、これより高い2コースもあって、最高値は大きな会社コースの$450ぐらい。いずれも1年間料金。
わたしはお試しなので、一番安い$49コースにしたよ〜
下のSIGN UPをクリックして次に進みます。
ここでアカウント情報作成。
Company Name… 会社じゃないけど、わたしの名前のNanaShinozakiにしました。
その他も入力して、Proceedをクリック
次は支払い情報だね。
クレカ情報入れて、Terms and Conditionsを読んでチェック入れて。
もし、1年ごとにいちいち買いなおすのが面倒な人は、AUTO-RENEWALにチェックを入れておきましょう。
もしクーポンがあれば、右の緑の四角にコードを入れて、APPLYをクリック。
そして全部終えたらSUBMITなのです。
クレカの認証が行われて、成功すれば購入完了。
↓の画面が出てきます。
赤字で出てくる
YOUR Digimarc ID
YOUR Digimarc PIN
は、実際に電子透かしを加える際に必要な数字です。
これで事前準備完了です。
Photoshop(CS、CC、Elementsともに)には元々Digimarc for Imagesはプラグインとして入っているので、とくにすることは無いです。
入ってない場合:http://www.digimarc.com/digimarc-for-images/resources/free-software-downloads
では、さっそく試しに透かしをくわえてみるよー
適当に写真を読み込んで…
複数のレイヤーがある時は、必ずひとつに結合してから、
●フィルター>Digimarc>透かしの埋め込み
ここでさっきのYOUR Digimarc IDとYOUR Digimarc PINを入力。
そしてOK。
一見何も変わってないようですが、ファイルの名前のところにCopyrightの(c)が追加されてますね。
これでこのファイルはコピーされようと、ファイル形式が変わろうと、クリッピングされようとも(これは制限はあるけど)、透かしがついていくのです。
実際の確認方法は… ☆道の写真消しちゃったので、魔法少女の画像でさーせん
●フィルター>Digimarc>透かしの読み込み
そうすると、情報出てきます。
左下のWeb検索をクリックすると、
もう少し詳しい情報が見れます。
ここでわたしの会社w…NanaShinozakiが出てきたかー
ところで、わたしが見送ったお値段高いコースだと、トラッキング機能があるので、透かし付ファイルの行方をトラックしたり検索したりすることができるようです。
コース変更は追加料金$50で、途中からでもできるみたいなので、おサイフに余裕のある時試してみようかな?
さて、このDigimarc for Imagesは、フォトショの廉価版Photoshop Elementsでも使えるそうです。
ちょっと試してみようとしたら、わたしのラップトップに入ってるPhotoshop ElementsにはDigimarcはついているけど、埋め込みができない。
ということで新たにダウンロードすることにしました。
ダウンロードはこちらから:
http://www.digimarc.com/digimarc-for-images/resources/free-software-downloads
そのページでは、OSとPhotoshopのバージョンを選べば、相当するDigimarcをダウンロードできます。これはタダだね。
そして、iMacとiPadに挟まれて、ニート化してるラップトップを起動。
すごく、のそーりと起動してやる気全然ないMacBook…
Photoshop Elements(ver. 8)を起動して、今度はシンプルな線画を読み込んでみたです。
最初の写真のとき、埋め込まれてるのか見た目全然分からなかったけど、こちらははっきり分かります。
いちおうグレースケールでも埋め込み可能だけど、色の変化が小さいと、画像の劣化は避けられないみたい。埋め込み後はまだら模様になってるし。
思ったより簡単で、これなら¥5000 ありだよね〜 て思ったけど、Photoshop持ってないと使えないプラグインだから、なかなかメジャーにならないかな。
あと、iPhoneアプリでもDigimarcはあるけど、はっきりいってジャンク。何がしたいんだか… て感じです。
といったことで、Digimarc for Imagesの使用レポでした☆
検索して辿り着きました。実際に事例が見られてよかったです。
1点確認ですが、年間費用となっておりますが、例えば次年度支払わなければ、埋め込んだ著作権情報自体はなくなりはしないが、Web検索先がなくなってしまう。という事でしょうか?
はい、yuichiさんのおっしゃる通りみたいですね。一応notifyしてくれるみたいですけど。
もう知ってるかもですが、以下公式FAQ:
What happens when my Digimarc Barcode expires?
A Digimarc Barcode expires one year after the date on which it was purchased. When an expired Digimarc Barcode is scanned, it will not connect to the web experience specified in the Barcode Manager. Instead it will connect to a landing page which notifies the customer that the Digimarc Barcode is no longer active.
承知しました。英語に疎くて。汗
今回はとても参考になりました。ありがとうございました。