なんていうかな… アナルショップ先輩風に表現すると、たまにいい男すぎて股間がだだ漏れ… (*´ο`*)
☆「ノノノノ」7巻参照☆
そんなこんなで、蔵間室長の気になるシーン集めてみました。
☆微グロ注意☆
エルフェンリートは、ディクロニウスという変異体の少女たちが織りなすストーリーなんだけど、そのディクロニウスを集めて研究している施設の室長が蔵間。
なんだか、いつも難しそうな表情をしていて、取っつきにくいなあ、って思ったり。
エルフェンリートの男性では、坂東さんがめっちゃ目立ってるけど、蔵間もルーシーの仇敵ということで、けっこう大事な立ち位置なんですよ。
1. 如月さんとルーシーさん
[EL 1. 妖精:1巻 p38-9]
このシーン、のっけからクライマックスなのです。
脱走したルーシーに捕まった如月さん、蔵間にとって大切な人のうちの一人なんです。
つき合ってるとか、そういうことじゃなくって、狂気渦巻くディクロニウス研究所で、彼女のどじっ娘ぶりには精神的にとても助けられてるので。
とても辛い決断だけど、これはまだ始まリにすぎないのです。
彼にとって、このあともっと多くの辛いことが起きるのですから。
如月さんが覚悟を決める表情、数あるシーンでもかなり印象に残ってます。
アニメだと、首を捥ぐシーン、音も含めてわりと生々しいです。
でも、グロいのダメな人にさっさと退場してもらうのは親切かも。
「パパ!!」って呼ばれてるけど、ナナは実の娘じゃないです。彼女が勝手にそう呼んでるだけ。
ナナもディクロニウスだけど、なぜか凶暴性を表さない珍しいケース。
でも、懐いていても、実験対象には変わりないです。他のディクロニウスと同様に、鉄球をぶつけられたり、拷問同様の実験をされてるのです。
実験対象に本来愛情を持ってはいけないんだろうけど、どうやらナナに対してだけは例外みたい。
ひどいことをしているという後ろめたさもあるんだろうけど、素っ気なくも、ナナには優しい蔵間なのです。
そして、このシーン、ナナはなんかフラグたててるね…
「戻ってきたら…」って。
うん、戻ってきますね。ルーシーに手足ちぎられて。
3. 蔵間パーンチ!!
[EL 16. そして少女は死んだ:1巻 p156-7]
エルフェンリート屈指のグロシーン、ナナvsルーシー。
蔵間が駆けつけたときには、ナナは四肢切断されて虫の息。
蔵間の怒りの1発がルーシーに炸裂します。
ふだん物静かな彼がまさかのブチ切れ。
ルーシーもびっくりだよw
丸腰でルーシーに挑むなんて、普通の神経ならあり得ないんだけど、自分の大切な人がこんな目にあったのだから、ここでなにもしないのは男としてあり得ないよね。
愛する人のためならば、負けると分かっていても立ち向かわないといけない時があるのが男の世界なのですよ。
蔵間って、感情が高ぶると、なにか殴る傾向があるようです…
クールに見えて、わりと熱い漢なのかもね。
原作では、ここでナナとお別れのはずだったのに、読者の「ナナかわいそー」コールによって、ナナ復活します。
そのせいで、ナナも蔵間も次々にひどい目に遭い続けるというw
5. 3番との接触
[EL 60. 受胎告知:6巻 p219]
ちょっと時間をさかのぼって、蔵間がディクロニウス研究所で研究を始めた頃。
3番と呼ばれるディクロニウスが脱走し、同僚に射殺されるシーン。
蔵間もドアを開けた瞬間3番と鉢合わせするも、なぜか彼女は蔵間を殺さず「ありがとう」という言葉とともに、ベクターで彼に触れます。
なんのことだか分からない蔵間。でも、この時ベクターウイルスに感染しちゃったんですね。
それはつまり、彼の子供はディクロニウスになってしまうこと。
それはそれとして、蔵間はここでの独り言…
この狂った研究所で彼は良識人だってことが分かりますね。
でも、この良識がトラブルを巻き起こすんだけど。
6. 蔵間の考えるけじめ
[EL 63. 嗤い:7巻 p77]
ベクターウイルスに感染した蔵間に娘が生まれるんだけど、それがマリコ。
なんの因果かマリコを殺さなければいけない蔵間は、ナナを坂東に託して、けじめを付けにいきます。で、ネクタイはナナに。
形見ってことですね。蔵間は死ぬつもりです。
感情的というか、軽率というか、実際にこういう人がそばにいたらめっちゃ振り回されそう。
少し落ち着いて、ナナのことも考えてあげようよ…
7. マリコの生まれて初めての外出
[EL 64. 散華:7巻 p79]
マリコの最期のシーン、ナナvsマリコに始まり、マリコvsルーシーで決着がつくんだけど、ストーリー的にはご都合主義なんだなあ。
でも、マリコのいたたまれなさに、そんなことはどうでもよくなっちゃいます。
マリコの救いのなさは、表現力に貧しい私には表現できないなあ…
とにかく、彼女には希望が一つもないです。゚゚・o(iДi)o・゚゚・。
8. 叶わなかった未来
[EL 66. 人類の滅亡:7巻 p112-3]
幼児化したマリコ。
今なら殺せる… というのは、無抵抗だからという訳じゃなくて、せめてマリコ本来の人格が消えている間に、ということ。
銃口を彼女に当てたその瞬間、彼の脳裏に浮かぶのは、叶うことのない未来図。
こういう演出、私への攻撃力抜群
9. マリコの最期
[EL 71. 明日への希望:7巻 p192]
こんな結末ってないわ… 「私のぶんまで生きて」って、幼い少女が発するセリフじゃないよね。
マリコはこの刹那、体内の爆弾が爆発して… ルーシーも道連れに、できなかったけど
「お前も一緒だ!!」ってのはそういうこと。
これを目の当たりにした蔵間、ついに発狂します。
そしてナナを去らせた後に自殺未遂→廃人化→坂東さんの小屋で飼われる
…坂東さん、とんだとばっちりww
バーバラ(マリコのクローン)と遭遇した蔵間、彼女をマリコと思って、抱きつく始末。
そんな彼を見ていたたまれなくなったナナは、自分は殺されてもいいから、蔵間と仲良くしてくれと彼女に懇願します。
どこまでも蔵間思いのナナ。
なのに、蔵間はクローンにすりすり。殺されるかもしれないというのに
早く目を覚ませー! ナナが殺されるよ!!
と、まさにナナの首が刎ねられる直前、覚醒しましたよ!
覚醒後最初のセリフが「ナナ 待たせたな」。
ていうか、作画… あんた誰?
いいセリフなんだけど、ここに至るまで、蔵間はナナにかなりひどい仕打ちをしてます。
アニメ版に比べて、ナナいじめられ過ぎw 私は蔵間よりナナに同情しちゃいます。
でも、これでナナルート確定だね。よかったよ
11. 蔵間、やっとナナに振り向く
[EL 66. 人類の滅亡:12巻 p112-3]
やっと蔵間が正気に戻ったと思ったら、ルーシーとの最後の戦いに向かう彼。
もう離ればなれになりたくないと思っても、そんな彼の背中を見送るしかないナナ。
唐突に振り返って、この一言。
これは、惚れざるを得ない!
そして、あんた誰だw(2回目)
12. トゥルー・エンド
[EL 最終話. 大団円:12巻 p183]
ナナ、わざとなんだかどうだか知らないけど、あざといw
Q「ナナ 私は…」
蔵間は何と言おうとしたのかな?
A「ナナのことを愛してる…
ただし、坂東の次にな」
とか?
まじめに考えると、どんなセリフなのかな??
セリフは分からないけど、こういうことかなあ…
蔵間はディクロニウスに係る研究を通して、これまで大切な人を次々に失ってきた。
まず奥さんを亡くし、そして、如月と実の娘のマリコも。
ルーシーが彼に宣言した通り、「大事な人を失う辛さ」を十分すぎるほど味わった。
また、3人はとても辛い思いをしながら死んでいった。
蔵間はそれに罪悪感を感じでいるのだから、ただ一人生き残ったナナにはもう辛い思いはさせたくないし、失いたくない、ということに気付いたんだと思います。
アニメ版のケリの付け方より、わたしはこのルートのほうが好きだな。
大切なことに気付くこと、それから、やり直すチャンスが与えられるってとこ。
だから、これが私にとってのトゥルー・エンド♪