「萌えるAfter Effects読本」を買いました。
ネット上での評判はそこそこ良かったので、52ページで1575円という、ドケチな自分にとって悩ましい価格でしたが。
ちなみに、以前紹介した「Adobe After Effectsトレーニングブック」は696ページで6090円。
「萌える〜」は虎さんで購入。そう、同人誌なのです。
同人誌というと、えっちぃものという偏見があり、苦手です。
ライトなHはいいんですけど、露骨な性描写はちょっとダメです…
さて、本は厳重にぐるぐる巻きにされて発送されてきました。
えっちぃのじゃないのに…
とりあえず厳重な包装を突破してオープン。
そして、肝心の内容はというと、これがなかなか読み応えがありました。
上の写真はExpressionに関する紹介ですが、初心者にも読みやすくまとめられています。
トレーニングブックにもExpressionについては、まるまる一章割かれているのですが、取っ付きにくくて、読み飛ばしてしまいました。
でも、こちらでは、初心者が興味を持てる導入方法なので、もう一度トレーニングブックに戻ってみよう、と思わされました。
他にも、実践的なテクニックは紹介されていて、いずれも今すぐ役に立つものではないですが、興味の対象として自分の心に引っかかったように思います。
あと、インタビューとトーク記事が1本ずつ。
ニッチすぎてよく分からん、というのも一部ありますが、おおむね楽しく読めました。
全体を通して感じたのは、この本が教科書ではなく、現場における生の声だということ。
執筆者はいずれもこの業界で食べてる人ですから、AEの使用も趣味ではなく仕事としてです。
仕事ですから、「早さ」「効率」「低コスト」「高品質」「妥協」といったファクターを追求します。
その過程であみ出された技術や作業の進め方は、とても共感できるものが多くありました。
たった52ページでAEについて網羅していることはありませんが、いつでも手に取れるところに置いておきたい一冊になりそうです。
すごくまじめな本なのにいったいどこが「萌え」なんだ?
と不思議に思いつつ、ページをめくってると…
右、穿いてないしww