調整レイヤーは便利ですね。
下位にあるすべてのレイヤーに対して、まとめてエフェクトをかけられるのがとても合理的。
レイヤーひとつひとつにかける作業をしなくていいのはホント楽です。
でも、下位にあるレイヤー全部にエフェクトをかけたくない、という場面もありますよね。
そういうときに役立つのが「プリコンポーズ」です。
下の写真をご覧ください。
バス停のまわりに「ゆっくり」が3つ転がってますね。
この「ゆっくり」にモザイクをかける時どうしましょう?
ひとつずつかけていく、ってのもありですね。3つだけですから。
でも、これが10個とかだとちょっと面倒。
そういうときに役立つのが「調整レイヤー」です。
●レイヤー→新規→調整レイヤー
で、一番上位に「調整レイヤー」を配置します。
そこにモザイクをかけます。
●エフェクト→スタライズ→モザイク
うまくいった!
と思いきや、風景までモザイクがかかったぞ Σ(゚д゚;)
というのも、「調整レイヤー」の原則、「下位のレイヤーすべてに対して効き目がある」が発動したからですね。
エフェクト(モザイク)を下位3つのレイヤーだけに効かせたい…
そんな時に使うのが「プリコンポーズ」です。
「調整レイヤー」から「ゆっくり1.png」までを選択して、
●レイヤー→プリコンポーズ
なんか出てきますが、とりあえずOKを選びます。
すると、「調整レイヤー」と「ゆっくりレイヤー」3つ、合計4つのレイヤーがひとつにまとまりまり、「プリコンポジション1」に変化しました。
で、画面はというと、ゆっくりだけがモザイクになってますね。
調整レイヤーとプリコンポーズの組み合わせは、基本中の基本なので、今さらって感じですけど、複雑な組み合わせだと頭の中で整理できなくなりそう。
レイヤーばかり増えて収集がつかなくなるかも。
でも普段から、意識して使っていると、関係性が自然と頭に入って、複雑なパターンでもすらすらできるようになるかな? と考えてます。
操作で迷ってグズグズしているうちに、モチベーションだださがりってのが一番の天敵なんですよ。